合格から登録までの道草その3 料理教室に数年通い、消耗した心身もおいしい食事ですっかり癒される

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税理士試験に合格したのが平成8年24歳のときです。その後平成27年9月に登録し、平成28年9月に独立するまで(年齢が書いてありませんが暗算してください)約20年弱。私はいったい何をしていたんだろうと、いま20年の記憶の扉を開けています。

Jr.黄金期の頃の思い出をポロリ ずっとムッツリだったのを後悔(税理士試験合格から登録までの道草その1)

税理士試験合格から登録までの20年の道草 診断士試験とお笑いに青春を捧げていた時期がありました(税理士試験合格から登録までの道草その2)

突然その3が出てきましたが、昨日おとといがその1その2です。

今まで自分で振り返ろうにも壮大なムダを認めることになりそうで勇気がなく、でもブログ等で小出しに出してきてちょっとずつ開ける勇気が出てきました。もう少しお付き合いください。

料理教室に行こうと突然思い立つ

ああ、子育てのブランクがあったのね!とかそういうのは一切なく、何とずっとおひとりさまです。自分でもこうなるとは思わなかったですが、ただ私みたいな人間は私の代で終わりにしたいとかこういう人生って知ってたら選ばなかった、とか罰当たりなことをたまに思ったりしてますが宗教なら間に合ってますので大丈夫です。

登録をしていないだけで税務の仕事はし続けて、かつずっと同じ事務所に居座り続けておりました。なので20年寄り道していても税務で食べていたので、受験生の頃の知識は抜け落ちてしまいましたが、現役ではありました。20年のうちの最初の数年はJr.黄金期、その次の6,7年は中小企業診断士の勉強とお笑いに捧げておりました。

さて残りの10年ちょいは?

最初の5年ほどは料理教室に通っておりました。ベターホームという全国規模の料理教室で、仕事のあとの夜の時間帯に、月1回のクラスを2つから4つぐらい通っていました。

もともと料理をするのはきらいではなく、うまくはないですが普通の料理ならまあまあ作れます。前からお魚を自分でおろしてみたいと思っていて、パンフレットを取り寄せたらちょうど半年ごとの新しいコースが始まるタイミングで、思い切って申し込みました。

年齢性別関係なく料理を習いたい気持ちさえあればOK

今まで診断士や税理士の講座で机に向かって黙々と勉強する講座からいきなり料理教室なんて。しかも勝手な偏見ですが、料理教室=花嫁修業のイメージがあり、アラフォー独身で行っても大丈夫なのか不安でした。おまけに学生時代の調理実習では、いつも皿洗いとかでメインの作業は遠慮して全然やらなかった気の弱い私です。

ところが、いざ行ってみると生徒さんは年齢も性別もバラバラ、上手下手も一切関係なくやってみたい!という気持ちだけあれば全く問題なしでした。

そのお魚のコースも、ちゃんとひとりで1尾のお魚を最後まで仕上げて技術を身に付けるシステムになっていて、洗い物や煮込みなどは共同ですがちゃんとひとりずつ作業できるよう先生方ががっちりサポートする体制にになっていました。パン作りでもケーキでもみんな一緒でした。また、包丁すら持ったことない方向けのコースもあり、そのコースも老若男女問わず来ていたので気兼ねなく行って大丈夫なようでした。

変な先入観持っていて行かなくて長年損した…と思いました。

そこで友人もでき、魚料理、和風、洋風、洋菓子、パン、シェフに教わるコース(ベターホームの先生ではなく、人気店の店主から教わるコース)など、その後いろいろ仕事終わりの夜のコースを数年間通いました。

シェフからプロの技や思考を間近で学べたのは今も宝です

シェフに教わるコースは、お店の食事代と授業料6回分を比べるとすごいお得だ!という理由で受けました。予約の取れないお店のシェフや、イタリア本店でミシュラン三ツ星を取った日本のお店のシェフからも教わりました。

どちらかというと通常のコースは家庭でも再現しやすい料理がメインで、シェフのコースは一応家庭向けにアレンジしてあるものの自力でハードル高めなのが多くて残念ながら1つも作ってませんが(^^;)

でもシェフのプロの技を間近で見たり、食材に対するこだわりも知ることができてとても勉強になりました。レシピには単に切るとか焼くとかしか書いてない作業でも、手の動かし方やタイミングなどがほんとに神業でテンションが上がりました。これ以来どんな分野でもその道のプロの技を見るのが、思考→行動の流れもわかるので何より勉強になるなと思った次第です。

・「ブイヨン取ってきてください」→四角いマギーブイヨンを探していたら、鍋で煮出して作るものだった

・生クリームは添加物や植物性油脂の入ってない本物の生クリームでないと味が全然違ってしまう(おそらく予算の関係で添加物入りのが用意されていて先生ガックリされていた)

ダウロのオリーブオイルは、オリーブオイル界のフェラーリと呼ばれている

など、今まで意識していなかった本物の食材の違いを知ることができて、その後も意識するようになりました。

あと意外だったのは、ケーキなどを作る洋菓子コースは若い女子ばかりなのかと思いきや、いざ参加してみると男女半々ぐらいで、同じテーブルで女性は私一人の時もありました。皆さん上手で、毎日練習しているという方もいらっしゃいました。自分の偏見・思い込みの強さにびっくりです。

・難しい料理も工程を1つずつ分解して進めればきちんとできる

・材料を選ぶことの大切さ 絶対に本物を使う

・やり始めるのに遅すぎることはない

・おいしい料理って心が満たされる

趣味と実益を兼ねつつ、レシピだけでなく仕事にも役立つような考え方が身につき、また共同作業でのチームワークも経験して別な角度からいろいろ学ぶことができてよかったです。ひとつひとつステップを踏んで作っていけば最後に自分では作れないだろうと思った豪華料理ができたときの感動と言ったら!積み重ねたら私でもこんなすごい料理ができる、と自信になりました。

一通り学んで満足して今は行ってませんが、単発でも参加できる講座もあるので気が向いたら行ってみようと思います。

今はやれば何でもできると高をくくっていて、レシピも見ずに適当な料理ばかりですが、料理には生かされてないものの考え方など学べてこの数年間も私の大事な道草期間でした。

何より、税理士や診断士試験を受けていた時は食事をおろそかにしていて逆に心身ともに消耗してしまっていたのですが、この期間のおかげで一気に癒され&満たされ、食の大切さがわかりその後の行動が変わって命拾いしました。

写真は、当時の料理教室時代の物です。このショコラオレンジのみが調理前の見本で、ほかは私の駄作です。ほとんどガラケーのもので画像が粗くてすみません。このベーグルサンドの画像だけがなぜか小さかったです…。

【昨日の一日一新】

・ラクスル 名刺注文 今回初めて唎酒師とブログのURLを入れてみました。

・コーンブルメ くるみあんデニッシュ,玄米フォカッチャトマト

おいしかったです。最近はお店で買ってばかりですが、また作ってみようかと思います。

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綾野 真紀

2016年9月に開業した女性税理士&唎酒師(名古屋在住)です。 自分の誕生日(2月16日=確定申告初日)から忙しくなる申告業務がそ毎年憂鬱でした。 それならば毎年2月16日に出せるよう、普段から誰でもできるちょっとしたコツを自分なりに整理しようと思い立ち、ブログをはじめました。 開業までに、仕事に関係のない寄り道も沢山しましたので、徐々に紹介したいと思います。(と書きましたが、いまや税金のことより旅・お酒・食べ物など趣味の記事が大半です。)

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