アフター5が懐かしくて夕方外出 タカシマヤの催事で丹羽ふとん店さんとお会いできました
勤務時代は、仕事帰りに途中下車して名古屋駅や栄で(定期券のエリア内)買い物をしたりしていました。
独立したら、朝から内勤が続くとこもりっきりになり、世の中とすっかり隔絶しております。お客様訪問時も基本はまっすぐ帰ります。スーパーでさえ行く回数が減りました。
それも良くないと思い、いろいろ用事がたまってきたので昨日は夕方仕事を終えてから外出しました。
いろんな発見が!行かなくても済むのですが、やはり外に出てよかったです。
まずはクリーニング。
誕生日月の50%オフハガキが届いていたので駆け込みで行ってまいりました。
2月はまだコートを出すには早いから使わないかと思っていたところ、お気に入りの服を酷使しすぎて、えらいことになっておりました。
サンデー登板どころか、平日も出かける先が違えば中0日で登板することもありました。そりゃ汚れますわ。もうちょっとローテーションを考えないと。
また見た目に反してシミがつくと取れにくい生地で、だからこそクリーニング屋さんのカウンターだとものすごく目立ちました。目立たないと困るんですが。
一緒に持って行った大黒柱のワンピースの方にも、気づいてなかった汚れが沢山ありました。
恥ずかしすぎて「こんなお手入れ悪くてすみません」「いえいいんですよ、気にしないでください」そうですよね。きれいにしようと思って持って行ったんですから。
それにしてもひどい汚れで恥ずかしかったですが、この洗い方がいいのではと親身になって提案してくださり、せっかくの半額なのでちょっと良い洗い方でお願いしました。
専門家に依頼する場合、恥ずかしがらなくていいのです。プロなので、安心してお任せすれば。逆に私も引き受けるときは何でも言ってもらえるようになろうと誓いました。
しかしもうちょっと手入れしなきゃ。またエース頼みでなく、ローテーションも考えないと。ベテランにも頑張ってもらいつつ、来シーズンに向けて新しい服もスカウトしてきます。
その後名古屋駅に移動し、タカシマヤでプレゼントを買い、ついでに気になっていた日本民藝館の催事に行ってきました。
「民藝の日本」という日本民藝館80周年記念の展示(入場料800円)がありました。
こちらは時間が無くて行けませんでしたが、同じフロアで「用の美とこころ 民藝展」と「ひと手間のある暮らし展」が開催されていて、こちらも見るだけでうっとりする素敵な生活道具が並んでいました。
クリーニングのくだりでお気づきと思いますが、ていねいな暮らしのできない私です。でもこういうのを見るのは大好きです。
今回なんと
丹羽ふとん店さんが出店されていました。お布団の予約3年以上待ち、日本一のお布団です。
いま4代目と5代目の方が親子でされています。ともにお布団を作る技能グランプリで優勝されています。TVで観たことがあり、これが本物なんだあ…とうっとり眺めていたら、会場に5代目の丹羽拓也さんがいらっしゃいました。この写真パネルの方です。
店頭にある商品だけは買えます!とのこと。お昼寝ふとんや枕、座布団がありました。
「綿布団はいいですよね」
「私も色々マットレスを試したけど、今は実家から持ってきた綿の敷布団に戻りました(笑)」
「いまはふとん以外も色々あるけど、やはり日本人に合うのは綿布団ですね。うち直せば何度でも使えます。」
ふとん話で盛り上がりました。
外に出ていったおかげで思いがけずお会いできて、嬉しかったです。今日もいらっしゃるそうです。
タカシマヤは、こういうデパートであまり見かけない素敵な生活用品の催事を企画されるので、楽しみにしています。
今回の民藝特集は特に良かったです。美術品とはまた違う生活用品がもつ美しさ。残念ながら持ってるものはないですが、なんだかホッとしました。
お昼寝ふとん、ずっと気になってます。
【昨日の一日一新】
丹羽ふとん店の5代目丹羽拓也さん
綾野 真紀
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