実務と学習は少し違うが、実務にて“学習“の経験が生きてくる
税理士試験の試験問題は、“納税額が一番少なくなるように計算する”のですが、実務だとそうでもないことがあります。
特に、相続税などは次の相続や事業承継などもあるので、今回の相続税申告で一番税金が少なくするのが正解とは限りません。
講義の中でも、先生は“実務だとそうとは限りませんので”と毎回口を酸っぱくして言ってみえました。
私なぞ、大学在学中に今までの受験勉強の延長で税理士試験の勉強を始めたので、“実務”がどんなものなのかわからず、もともと世間知らずでしたので、いざ実務になったらどうすればいいんだろう…と心配しておりました。
理論も丸暗記と延々1時間書く作業で、こんなのそのまま役に立つのだろうか、と思っていました。
実務経験は年月だけ稼いでまだまだですが、やってみて気づいたこと。
- 計算にもっていくまで→これが実務で大事なことで、実務をやらないとわからない
- いざ計算する段階→試験勉強で培った“納税額が一番少なくなるように計算”する
- 理論→丸暗記のおかげで反射的に思い浮かぶ理論がものすごく役に立つ
当たり前のことばかりですが(^^;)
1の、“計算にもっていくまで”を今まで怠っていたため自分の至らなさに毎回自己嫌悪ですが、とても面白いです。
ほんの一例ですが、“〆後売上”“在庫表”など問題文ではサラっと出てきますが、実際はどこかで誰かが作りますもんね。私はそれすらイメージできていなかったので、何もかもが新鮮でした。
一方、2,3は学習だけでもかなりポイント稼ぎができておりました。もっと自信を持っといても良かったです。税法も毎年変わっていくので、これからも継続的な勉強が大事です。
【昨日の一日一新】
○○製麺という讃岐うどんのチェーン店はだいたい行ったのですが、伊予製麺だけまだでした。伊予で讃岐うどん…と常々思っていたものの、関西風のあっさりしたおだしで、○○製麺の中で個人的に一番好きな味でした。
母体は美容院のプラージュを経営している大阪の会社で、メニューもかすうどん(大阪B級グルメ)や焼き餃子(大阪王将もFCで展開中)もあり、思った以上にバラエティーに富んでいました。
綾野 真紀
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