岩村の城下町を散策 岩村醸造で角打ち&松浦軒本店で栗粉餅を頂きました


昨日は恵那の岩村に行きました。何度か行っててブログにも書いてますが、雨の日の夕方で人も少なかったため30分ほどの滞在でしたが、わりとゆっくりできて写真も沢山撮れましたのでメモします。(ほとんどの時間をお酒を飲んで過ごしました)

岩村城の城下町

岩村は、少し前の朝ドラ『半分、青い。』のロケ地でした。もともと岩村城の城下町は人気の観光地でしたがさらに人気が出てものすごく混雑してました。趣が合ってとてもステキなところです。こんなすてきななまこ壁もあります。

マンホール蓋コレクションも増えました。

観光案内所をのぞいたところ、

今度はなんと、明智光秀が!

来年の大河ドラマ『麒麟がくる』の主役明智光秀の出身地が、同じ恵那市内の明智町なのです。また来年もにぎわいそうで楽しみです。

関連商品も沢山ありました。買わなかったですが、道の駅でも見た“光秀うどん”(三日天下をイメージして丈の短いうどん)が気になりました。明智町にある日本大正村に色々売っているみたいで、また行ってみたいです。

今回は、毎回寄る岩村醸造&松浦軒本店に行きました。お店も向かい合わせにあります。

 

岩村醸造 蔵の見学&角打ち

閉店間際の時間でしたが、蔵の奥まで見学し、角打ちも楽しんで満喫しました。

トロッコレールに沿って、奥まで酒蔵見学ができます。

店の入口からずっと奥まで続いています。

個人的に、モータリゼーションが進む以前の輸送環境(こういうトロッコや工場の引き込み線、丸太を運河で運ぶなど)の名残を見るのが好きです。(ここは今も使ってそう?です)

トロッコは、試飲カウンターになっています。おしゃれです。

レール沿いに昔ながらの大切なお道具がたくさん並んでいて、とてもすてきでした。

岩村城にて使用された室町時代の水瓶です。なんでも鑑定団にも出たそうです。

撮り方が悪くて伝わりませんが、一番右の小さい瓶が一升瓶で、左の瓶はなんと一升瓶の10本分サイズです。

中庭のようなところに神社もありました。

どこもかしこも全部きれいで見とれます。

昔ながらのいろりもありました。

箪笥も何もかも撮っております。長年愛用されていて、とてもすてきです。

鍵を開けるTV番組でしか見たことなかったですが、本物を初めて見ました。税務調査のときとか、むやみに開けないでほしいです。

お店では今年に入って角打ちスペースが出来て、店内でお酒を頂けます。

お酒以外にも、ソフトクリームや甘酒、コーヒーフロートなどノンアルコールのものもあります。

こちらの店内限定の量り売りの純米吟醸生原酒を頂きました。

おつまみの酒粕にお醤油をたらして頂きました。とても美味しかったです!

この素敵なスピーカーでジャズを聴きながら頂けます。

お会計はPayPayで支払いました。金庫要らずのクラウド管理ですし、支払いも楽で助かります。

10/1から酒造りは新年度になります。いま新しいお酒を仕込んでいらっしゃり、2月ごろの蔵開きで頂けます。蔵開きも人気で、何年か前に明知鉄道で行きましたがすごくよかったです。以前もすごかったですが、ここ何年か入りきらないぐらいものすごい混雑するとのことでで、マナーを守って参加されるのをおすすめします。

松浦軒本店

岩村醸造の向かい側の松浦軒本店にも続いて伺いました。

サライでも紹介された、昔ながらのカステラで有名です。ポルトガル→長崎に伝来したそのままの味を220年あまり作ってらっしゃいます。ひとつ買いました。名古屋のデパートでも買えます。素朴な味で好きです。

ほかに岩村には松浦軒本舗かめやの3店舗が昔ながらのカステラを作ってらっしゃいます。(長崎のカステラより当時のものに近いとのこと)手土産におすすめです。

 

松浦軒本店でも、この囲炉裏テーブルにて試食のカステラが頂けます。

一度食べてみたかった栗粉餅が売ってたので、一緒に買ってイートインしました。

土日祝限定の2個入りが運よく残っていました。普段は早々と売り切れるとのこと。

栗きんとんのそぼろバージョンで、餅&栗と砂糖と塩だけでできた素朴なお菓子です。

美味しかったです!

栗きんとんは名古屋でも売っていてよく食べますが、栗粉餅というのがあるのを先日初めて知りました。賞味期限が短いため、ほぼ地元の中津川や恵那でしか食べられないみたいです。美味しいうちに頂けてよかったです。

すっかり忘れてましたが、いまレシートを見たら、持ち帰ったカステラは消費税8%、イートインした栗粉餅は10%できちんと計算されていました。

 

儒学者佐藤一斎

岩村は江戸時代後期の儒学者佐藤一斎の出身地です。

いたるところに碑文がありました。この岩村エリアには15カ所あり、碑文巡りもできます。

今回この案内を見て恥ずかしながら初めて知りました。「この人物が居なかったら、日本の夜明けは無かったかも知れない。」と言われているそうです。(岩村観光協会HPより)

こんなに素晴らしい碑文も沢山あったのに、一体私は今まで何を見ていたんだろう…。(お酒・カステラ・五平餅)

最後に見たこの碑文に衝撃を受けました…。大人になって、誰がどう見ても怠惰な日でさえも短く感じてしまってます。一日一日大切に過ごしたいです。

短い滞在でしたが、とてもよかったです。また蔵開きのときに行きたいです。(あと肝心の岩村城がまだ行ってないので今度こそ)

 

【昨日の一日一新】

・燻製麦ぬか床

まちかど情報室で見て、ズボラな私でもできそうと思って買いました。スモークチーズとゆで卵、とてもおいしかったです。おやつにしたいのですが、お酒を開けてしまいそうでこわいです。ふつうのぬか床にすればよかったです。

 

・あんバタサン4個入り

『なつぞら』で登場するおバタ餡サンドのモデルになったお菓子です。帯広でも売り切れて(あんバタサン入り贈答セットにてゲットしました)、やっと4個入りが買えてうれしいです。

高島屋、星ヶ丘三越、松坂屋の物産展では買えませんでした。が、名鉄百貨店の物産展は毎日200個入荷するとのこと!ほかのデパートは数十個だったので、一桁違います。休日のお昼過ぎでも沢山ありました。

名鉄百貨店のは東海地方で唯一北海道庁が主催しているため、いつも品ぞろえがすごいです。やはり以前は名鉄グループのバス会社が北海道に沢山あり、そういう資本関係のおかげでしょうか。ありがとうございます!

・サがミ アプリ

 

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綾野 真紀

2016年9月に開業した名古屋在住の女性税理士&唎酒師です。今のところお仕事以外のことをメインに書いています。