仕事用のハンコを作らなくても税理士業務はできます 押印する機会も少なかったです
昨日、とある書類をつくることになりました(決算について一筆書かせていただくもの)。
最初とまどいましたが思いのほか順調に作成ができ、「最後に押印して書類を郵送してもらえますか」とのことで、押印して無事提出できました。押印して気づきましたが
仕事用のハンコを作らないまま1年経ってしまった
今はそういう方は多いと思います。私も何の滞りもなく、今まで過ごしてきました。機会があれば作りますが、このままだと要らないと思います。
(法人だと話は別ですが)
書類に押す判子は、とくに決まっていませんので認印でも大丈夫です。
そもそも使う機会が少ない
相続税申告等もしておらず、基本は電子申告で済むので、押印するシチュエーション自体がめったにありません。
ソフトの契約をするときや、銀行口座開設、小規模加入など契約手続きなどで押したぐらいです。
勤務時代、元の先生は職印(税理士○○○○と彫ってあるもの)を持ってみえましたが、重厚なケースから出すのが煩わしいのか(さらにキャップもあるし)、めったに使ってらっしゃいませんでした。
電子申告になる前も、そっちではなく普通の認印を押していました。
消耗が激しいかと思いきや、20年以上使っても全然大丈夫でした。
住所も書かないのでゴム印もいらない
昔だと年賀状用に持ってらっしゃる方もいるぐらいで(古い話ですみません)住所と名前入りのゴム印は仕事だといるのかなと思っていました。前の事務所では時々使ってました。
直筆で住所氏名を書く機会もほとんどありません。税理士登録申請書のときに山ほど書いたぐらいです。
紙の書類自体はまだ多いですが、それも一から手書きではなく、自治体の申請書等も用紙をダウンロードして、Excel版だと住所氏名も含め、入力して出せるものがほとんどです。
朱肉は持ってますがそういや黒のスタンプ台も持ってません。小切手も仕訳でしか登場せず…。
振込もネットバンキングです。個人でやっている限り、今の仕事内容では要らないと思いました。
番外編 科目印
科目名ごとのハンコで、100個ぐらいあります。
前の事務所では大活躍していて、人数分なかったので順番待ちすることもありました。何となく20年同じやり方でやってきていたので、かかせないものだと思っていました。勿論買ってません。
ゴムが取れて、何度も接着剤で着けたのも良い思い出です。
各科目で使う頻度に差が有るので、取れるのはいつも同じです。諸口で使う租税公課や保険料などがよく取れた記憶が。
科目印は回転式の台に収納されていて、購入時についていたビニールカバーを真っ黒になっても破れても使っていました。
後から入社した方が見かねて、イケアの布でかわいいケースを縫ってくれました。
またOA機器用のカバーも同様にズタズタのまま使っていたところ、そちらも共布でカバーを作ってくれ、一気に事務所が華やぎました。こういうの大事です。
もちろん必要になったら手配しますが、専用のハンコがなくても開業後1年間無事やってこれました。
そんなん知ってるわ!という話ですみませんが…こんな私の履歴がどなたかのサンプルの1つにでもなれば幸いです。
【昨日の一日一新】
iPhone用無印良品アプリ
機種変更用のIDなどを保存してましたが、うまくいかず。ポイントも少なかったので大丈夫です。同じアプリでもAndroid用とは仕様が微妙に違ったりして、なかなか面白いです。
綾野 真紀
最新記事 by 綾野 真紀 (全て見る)
- 2024秋 駅から始まるヒラメキさんぽ 水道事業110周年記念 水道みち緑道から『名水』の歴史をたどるコースを歩きました - 2024年10月6日
- あともう少しで人並みに習慣化できそうなこと - 2024年10月5日
- 知立市歴史民俗博物館にて版画摺り体験 歌川広重の東海道五拾三次 池鯉鮒 首夏馬市を作りました - 2024年9月29日