野口晴哉さんの“風邪の効用”を読みました 風邪は治すべきものではない 経過するものである


 さっそく、『風邪の効用』を読みました。
整体の元祖、野口晴哉さんの著書です。私も整体はよくわからないのですが、それでも野口整体は聞いたことがありました。
整体の知識がないとよくわからない箇所も多かったのですが、考え方を知って風邪の印象がだいぶ変わりました。現時点での覚書をします。整体の本を読んだらまた書きたいと思います。

私の風邪に対する疑問

 最初に書いておきます。
  1. 私の場合、誰かにうつされた、体が冷えた等でなくても食べ過ぎた、疲れすぎた後に風邪を引くことがある
  2. 風邪の症状はいつもだいたい同じ⇒私の場合は喉が痛い→寒気→発熱→喉が治まって鼻水→治る、で吐き気や食欲不振はあまりない
  3. 治るまでの期間は色々

ほんとに、“風邪”とひとくくりにしていい病気なのかと、いつも疑問に思っていました。

風邪自体が治療行為、ときどき引くぐらいがいい

時々引くことで体を正していくと、大きな病気にもかからないそうです。

以後、ものすごくざっくりとまとめます。

体のバランスが偏って疲労すると風邪を引く(P21)

とのことです。

上記1(食べ過ぎ、疲れすぎで引く)が納得できました。

さらに、

この風邪引きを通して体の交通整理をし、風邪を活かして自分を観察する(P130~135)

自分の体癖を知って、体の癖に合わせて背骨を整える、というのが体の交通整理だそうです。

“体癖“、“背骨を整える“、は整体の知識が必要で、この本にも少し載っていますが他の本に詳しく載っているとのことで、読んだらまた書きます。

私もやり方はわかりませんが(一番知りたいのとこですが(^^;))何となくイメージはつかめました。

治すには(P126~)

  1. 体を弛める
  2. 冷やさない
  3. 体を温める
  4. 汗はひっこめない
  5. 平温以下に下がったときに安静にし、平温になったらすぐ起きる(これが一番大事)
  6. 水分を取る

風邪を引いたら体を弛め、汗を出して風邪を抜き、自然の経過を乱さない(P136~138)とも書いてありました。

また、熱がいったん下がって平温以下→平温に戻るときの過ごし方が大事だそうで、

私は今回、ちょっと早めに動き回ったのが良くなかったです。

私の風邪のパターンにも理由があった

また、私の風邪のパターン(喉と鼻にくる)は、“前屈体癖”の人の風邪(P34)だそうです。

当たっています…。腰椎一番の動きが悪いため前屈→胸椎五番が鈍くなって鼻と喉の間から風邪を引くとありました。(腰椎一番・胸椎五番についてはあとで勉強します)

 

いつも猫背で前かがみで歩くので、『おい、しょぼくれ会計!』『コラ、うつむき会計!』(注・そんな屋号ではありません)など注意されるのですが、まさか風邪のパターンにもつながっていたとは。

縁起でもないし体にもよくないので、気をつけます。

 

本の帯の通り、

“風邪は治すべきものではない、経過するもの“

で、さらに反対側の帯には

“自然治癒力を高める野口整体の考え方~整体入門と併読すればより理解が深まる”とありました。

 

体全体のバランスを見るのと、自然治癒力を活かすのがほんとに大切だと思いました。

風邪を引くと、なんとか早く治そうと頑張ろうとするのですが、よく観察して症状をあまり抑え込まず、うまく交通整理をしていこうと思います。

個人的に、今まで漢方、アーユルヴェーダ、アロマテラピー、ホメオパシー、冷え取りなど少しずつかじっています(と言っても本を読む程度ですが…冷え取りは7年目です)。

体全体をみる・自然治癒力を第一にするのが共通しているので、また書きたいと思います。

【昨日の一日一新】
  1. ウラバン 串揚げとおでんが美味しかったです。
  2. あるセミナー申し込み

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綾野 真紀

名古屋在住の女性税理士&唎酒師です。今のところお仕事以外のことをメインに書いています。きしめん住よしのデララバさんです。住よしご一緒してくださる方♪2024/3/30のブログをご確認の上お問い合わせくださいませ(期間限定)。