SMG経営者塾 メンタルトレーニングコーチ大儀見浩介さんでした +10%の目標とやる気の内在化でどんどん伸びる


久々に菅原経営さんのSMG経営者塾に参加しました。

大・遅刻のため遠慮がちにササッと撮ったらブレブレでした。あわてないあわてない。

講師はメンタルトレーニングコーチの大儀見浩介さんです。サッカーなどスポーツ選手のメンタルトレーニングもされていて有名な方で、私もTV等でご活躍は存じ上げておりました。

わかりやすくて大変有意義な内容でした。学会で発表された新しい理論&結果を出したスポーツ選手や営業マンなどへのアンケートから分析した理論などをもとに、わかり易く説明してくださいました。

私の言葉で書き起こしたので微妙にずれているかもしれませんが、指標や理論名は割愛して、印象に残ったことをピンポイントで書き残します。

メンタルヘルスとメンタルトレーニングの違い

個人的に違いがよく分かってなかったのでメモします。

メンタルヘルス=心の状態をマイナスから0に戻す=心療内科、カウンセリングなど治療

メンタルトレーニング=0からプラスにする=メンタルトレーニングの領域

大儀見さんはメンタルトレーニング側です。メンタルヘルス的な内容はその道の専門家と連携して行うとのこと。

私がこないだ受けた立花さんのTLIアドバンス講座では、大塚あやこさんが主にメンタルヘルスの内容をサポートしてくださったので、私としては順番的にもちょうどよかったです。

 

集中、根性→能動的なやる気があってこそ発揮

例えば、目玉焼きのつくり方だと具体的に説明ができ、実際に作るのにもそうストレスはないですが。

メンタルを鍛えるのに「集中しろ」「根性だせ!」など言われても、スポ根アニメのような世界が思い浮かぶものの、どうすれば集中できるのか?根性が出るのかは具体的な説明がしづらいです。また往々にして他から押し付けられることが多く、苦痛になりがちです。

これは説明しづらい=イメージしづらいため、イメージと現実のギャップが起こりやすく、不安な気持ちになります。逆にゆるすぎると退屈になるとのこと。

根性とは強いやる気のことで、自ら進んでやる“やる気”が大事とのことです。ひとりずつ感性は違うので、周りからヒントは得られても、自分で気づいて自分でしか育てられません。

“いけそうだな感”と“できそうだな感”のある目標を立てる 限界+10%

これは具体的に研究されていて、どのぐらいの目標だとやる気が出やすいかもデータで出ています。

“いけそうだな感“と“できそうだな感”が大事

とのことです。

自分の限界+10%アップ

が不安にならず、退屈しない効果的な目標とのことです。例えばテストでも50点だった場合次回はいきなり100点ではなく10%アップの55点を目指す。

高すぎてもいけませんが、逆に立てないと達成率は98%と現状維持すらできなくなるので、目標は立てること。

そして、最終的な目標までにこのような+10%というスモールステップ=プロセス目標を自分で立てられるのがやる気を出すポイントです。

そうか、私は50点からいきなり80点ぐらいを目指して挫折することがよくありました。また目標を立てないことも多く、うまくいかない原因がわかりました(^_^;)

自分自身でやる気を引き出せる(内発的動機付けができる)ので、やらされている場合のように無理なときに不安になったり、目的を達成したら燃え尽きるというのがなく、どこまでも成長していけます。

ちなみに実際のデータでは、+10%の目標→110%とまではいかず、達成度合いは平均105%ぐらいでした。でもこれが一番伸び率が大きいです。

遺伝もIQも学歴も関係ない

このマインドリセットができれば、遺伝もIQも学歴も関係ありません。

情熱と粘り強さ、困難を乗り越える経験が大事です。結果や成績をモチベーションにするのでなく(それだと燃え尽きる)、うまくなりたいとか好き!という気持ちを大事に。例として、自転車を補助輪なしで乗れるようになった時を思い出してくださいとのこと。

どんくさかった私も乗りたい一心で、粘り強く練習しました。あの経験があるから大丈夫!とのことです。

この根性=強いやる気は、英語でGRITというそうです。ジャパニーズコンジョウとかも言われているそう。アマゾンでもGRITで検索すると沢山出てきます。

学習する能力は固定されていないので、やる気を内在化するともっとやりたくなり、伸びしろもどんどん大きくなります。そして自分でプロセス目標を立てられると学歴やIQ、才能を超えて目標を達成していけると聞き、前向きな気持ちになれました。

また動物園のライオンのように、刺激不足だとストレス反応でやる気がなくなるとのこと。挑戦を受け入れてやる気を高めるトレーニングをするのが大事です。

まとめ

なぜやる気が出ないかとか、どのぐらいの目標がいいのかなど具体的にわかり易く教えてくださり、希望が持てました。一流のスポーツ選手や周囲の方でもものすごく伸びている方は、このあたりをきちんとされていることにも気づき納得できました。

変わることができるのは自分だけ。正しくやる気を出せば限界はない。また、夢も大きい方がいいとのこと。

今まで目標はとくに立ててなかったのですが、むしろ下がると聞いてショック(^_^;)メンタルトレーニングがこんな理論的に解明されているのも面白く、知ることができて良かったです。

今回は書いてませんが、前半の菅原先生の講義はPDCAについての内容で、+10%の目標との相性も良さそうです。最適解がわかったので、今度こそ実際にやってみます。

 

 

【昨日の一日一新】

ポーランド風スフレチーズケーキ

新しいスティックフレグランス

 

 

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綾野 真紀

2016年9月に開業した名古屋在住の女性税理士&唎酒師です。今のところお仕事以外のことをメインに書いています。