不要不急の習い事 歌のレッスン 蓋をしていた願望が出てきて自分でもびっくり


しつこく歌のレッスンのことを書きます。

 

・いつか習ってみたいと何となく興味があった

・ひとりで仕事をしていてしゃべる機会が少なく、年とともにどんどん声が老けてでなくなったので何とかせねばと思った

私らしい消極的な理由で、こんな情熱でよく申し込む勇気がでたなあと思います。これも無料体験あり&スマホで予約可能時間を選択して簡単申込みできたからで、電話や第3希望まで記入して申し込むパターンしかなければ、いまだに申し込めてなかったかもしれません。

 

最初のレッスンのときに、目標を聞かれました。このあとのレッスンの方針のためにカルテを作ってくださっていました。

舞台に立ちたいとかオーディションに受かりたいとか一切想像してないのですが、たしかに目標無しでは続かないし楽しみもないので、上記の内容を少し具体化させて

1.地声で歌えない歌が歌えるようになりたい

2.話し方レッスンにも興味あるので、スピーチと発声のトレーニングもしたい

(話し方レッスンはまだ一度も選択してなくて半分照れ隠しで言いましたが、歌以外のレッスンがあるのもありがたいです。歌の区切りが付いたら行ってみようと思います。)

もともと地声は低く、幼い頃に親が録音した自分の声があまりに低すぎて衝撃を受けました。それ以来自分の声が好きではなく、またさらに年々声が老けて細くなってきたのも嫌でした。

先生は、「練習すれば絶対地声で歌えるようになりますよー。楽勝です」と、長年のコンプレックスが何でもないもののように言われたので、これは信じてやってみようと決意。一気に気が楽になりました。

歌と話し方は練習方法は違うものの、呼吸や姿勢は共通するし何より歌の方が上達がわかってきっと楽しいので、まずは楽しみながら克服する道を選びました。

地声で歌えるのが私にとっては一大目標だったのですが、これは先生からしたら全然目標ではないようです。そしてこう聞かれました。

「いまは全然無理でもいいので、自分のレベルはおいといて、こうなれたらいいな、という夢や目標を教えてください」

 

全く考えてなかったので返答に困り、あのときは

「カラオケのレパートリーを増やしたい」

「まだ自分では歌ってないジャンルだけど声質にあった歌があれば歌いたい」

などと無難な答えでお茶を濁した気がします。レッスンがすすめば変わってくるので、今はそれでいいですよ~とおっしゃいましたが、でもこの質問にちゃんと向き合って答えられなかったことがとても心にひっかかり、そのあと色々と考えました。

すると、出て来るわ出て来るわ!質問の答えレベルではない、ただの恥ずかしすぎる妄想ですが、あふれてきたのでとりあえずEvernoteにメモしました。ふっと浮かんだのは

バンドを組みたい

そして

「ライブハウス武道館へようこそ!」と言ってみたい(BOØWYの氷室さんの有名なセリフ)

とくにバンド名を考えだしたらとまらなくて、夢中で書きました。

今見たらどれも赤面モノですが、あのときは本気でした。ワーッと30個ぐらい溢れてきて、楽しくて止まらなかったです。ただ私の考えることなので、陳腐かつ税務会計用語からのもじりや、有名なグループをちょっと変えたものなどで、BOØK KEEPING、T-TAX、プラスティック・アヤノ・バンド、サディスティック・マキ・バンドとか、もうイタすぎてハズカシく、何より元ネタの方々&用語に顔向けできません。ただ、あのとき次々とアイデアがバーッと出てきて、私にこんな願望が隠れていたとは信じられませんでした。面白くなりそう、と自分で思えたのでよかったです。ちなみに先生には言ってません…。

 

試しに歌ってくださいと言われたとき、最初は森高千里さんの『雨』を歌ったのですが、2回目でボイストレーニングをしたらわりと出るようになったので、歌をチェンジしました。

次はバンドの曲で行こうと、レベッカの『フレンズ』を練習することにしました。昔はもうちょっと声が出てたのですが、最近は出だしの「口づけを交わした日は~」以降がきつくて、曲のほとんどが裏声になっておりました。ほんとにできるかなと半信半疑でしたが。

前回のレッスンで無事レベッカが終わり、何とか地声で出るようになりました。

やればできる!今からでものびると少し自信が持てました。レッスンについてまた書きます。

アイキャッチ画像は、通りすがりの桜です。

 

【昨日の一日一新】

・取り替えて新しくなった駅のホームの椅子

・ミルメーク 紅茶とキャラメル 両方飲む

飲みなれたコーヒー味が一番好きですが、上品な味で美味しかったです。

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綾野 真紀

2016年9月に開業した名古屋在住の女性税理士&唎酒師です。今のところお仕事以外のことをメインに書いています。