経団連会長執務室に初めてPCが設置されたという記事を見ました


きのうツイッターを見ていたら、読売新聞朝刊の記事が話題になっておりました。

新聞記事としては小さかったのですが、結構な話題?になり、まとめの記事等もいくつかでてきました。

そのうちのひとつですが

【IT革命】経団連会長の執務室に遂にPCが導入、メールを用いた業務が開始される

 

いままで財務総理と言われる経団連会長の執務室に、今年会長に就かれた日立製作所会長の中西宏明氏がPCを設置するまでずっとPCがなかったとのこと。歴代の方も個人使用はされていたかもしれませんが(真偽のほどは不明)、PCを置いたのは今回が初めてみたいです。一瞬、何年前のニュースかと思いましたが、その日のニュースでした。

 

(以下、ニュースや記事の伝聞ばかりでこの1点のみに絞って勝手に私の意見を書き連ねます)

ウィキペディア情報ですが、中西さんは日立製作所入社後になんとスタンフォード大学大学院でコンピュータエンジニアリング学修士課程を修了されており、その後の経歴なども情報・通信系の業務や日立のHDDの会社の社長などされております。

私の想像ですが、おそらく中西さんご自身はITがめちゃくちゃ得意で、現場でもバリバリ活用されていて、その延長でいつものように経団連でもPCを使い始めただけのような気がします。

でも新聞記事によると、中西さんからメールを受け取った職員の方は

「これが中西さん流か」とものすごくカルチャーショックを受けられたようです。

今まで紙ベースだったとか!確かに、自分の城ではない経団連の組織でPCやIT環境を整えるのは難しいのかと思いますが、上場企業のトップの方の集まりの経団連なのに、紙ベースが主流だったのはほんとに意外でした。セキュリティ対策等あったのかもしれませんが、よく今まで回ってたなと思いました。

中西さんは日立をV字回復させた方なので、今後は経団連の業務も変わっていくと思います。(歴代会長で初めてメールができるようになった、とかいうレベルでは絶対ないはず)

 

この件で勝手に想像したのですが、PCは単純作業を効率化するためのツールで、目上の方は使わないイメージ?のまま今に至っている組織が、規模の大小問わず多いのかなと感じました。(WindowsPCが出たばかりの頃そんなことを言っている税理士大先生が結構まわりにみえたので、ものすごい偏見かもしれませんが)

PCはうまく使えば単純作業だけでなく、自分の手となり足となり、さらに第二の頭脳にもなるのに、使わないともったいないです。(足にはならないかも)

独立前は、周囲にはPCをさわらない税理士の大先生が多いなか(ほぼ60代)、まだ私の上司は自分で使っていたので、その方々と比べたら多少は進んでおりました。自分でPC使ってすごいな、よくやるわなどと言われていましたが、Excelの上書き保存と名前を付けて保存の違いがイマイチわかってなくて、ハラハラすることが多かったです(^^;)いや、ちゃんと感謝してます。やはりボスにPCの理解が無いとIT化は進みづらいですよね。

独立した今は、自分で自由に決められるので、なんて恵まれてるのかと改めて感じました。全部自己責任なので大変なことも多いものの、やりがいはあります。

話を戻します。今後時間はかかるかもしれませんが、この一件からアナログ→デジタル化がスムーズに進むなど、よい影響が出るといいなと思いました。

また私自身ITが苦手で毎日四苦八苦しているため、この件を知って何だかホッとしました。新聞らしい格調高い文章がマッチしていて、朝から楽しめました。

 

アイキャッチ画像は、経団連会長執務室ではなく、コワーキングスペースの個室ブースです。

【昨日の一日一新】

・まるくみるく

北海道展で買った、もりもと(ハスカップジュエリーの会社)のミルク饅頭です。予想通り、博多通りもん系のおまんじゅうで美味しかったです。(似たお饅頭を見つけては買ってます)

 

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綾野 真紀

名古屋在住の女性税理士&唎酒師です。今のところお仕事以外のことをメインに書いています。きしめん住よしのデララバさんです。住よしご一緒してくださる方♪2024/3/30のブログをご確認の上お問い合わせくださいませ(期間限定)。