今池のシネマテークで、ビートルズ主演映画『ハード・デイズ・ナイト』を観てきました


多分今年ラストの映画館での映画鑑賞になると思いますが、今池のシネマテークでビートルズ主演映画『ハード・デイズ・ナイト』を観てきました。

初公開から55周年記念での上映です。旧邦題の『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』は、映画評論家の水野晴郎さんが付けられましたが、2000年に原作と同じタイトルに変更されました。ビートルズには斬新な邦題のある曲がけっこう多いです。

ビートルズの歌の無茶苦茶な「邦題」に見る、この国の翻訳の歴史

(ビートルズ関連の訳書も多い片岡義男さんの記事です。私は後追いなので当時の方どう思ってらしたんだろうと謎でしたが、同じ感想でホッとしました)同名の主題歌もこの邦題ですが、定着してなくてそのまま『 A HARD DAY'S NIGHT』と呼ばれてます。

ハードデイズナイトを観に行くきっかけ

10月に行った『アンナデジタルリマスター版』の予告で『さらば青春の光』を知り、そしてさらば青春の光の予告でハードデイズナイトの上映を知りました。ビートルズの大ファンなので、HELP!やLET IT BEなどほかの映画は観たのですが、なぜかハードデイズナイトだけ見そびれていました。(ものすごく有名なのに、自分でもびっくりです。いや一度ぐらい観てるだろうと疑いつつ観ましたが、出だしから記憶にないシーンの連続だったので間違いないです。)

最近忙しくないのにボーっとしているので、アンナを観てなかったら、ハードデイズナイトの上映にも気づかなかったかもしれません。そもそもこのアンナデジタルリマスター自体も、約20年前のリマスターされる前の上映を観に行ってなければ見比べようと思いませんでした。よって20年かけてハードデイズナイトに巡り合えたと気づき、感動しております。なぜもっと早く観ておかなかったのか…ともちょっと思いましたが、今まで知らなかったビートルズのアイドル時代のステキ映像をたくさん拝められて、それはそれでよかったです!演技がうまかった。

(余談ですが、アンナの主演女優アンナ・カリーナさんが先週なくなられたのを知りました…アンナの他にも気狂いピエロなど何本か観ていて、とても好きな女優さんでした)

芋づる式に観たい映画がつながると嬉しい 来年観たい映画

このように、芋づる式に1本の映画から次々と観たい映画が出てくる展開はとても嬉しいです。入口付近のポスターを物色していて

この3つが気になりました。『バウハウス100年映画祭

東海テレビドキュメンタリー 面白いシリーズです。『さよならテレビ』は来年1月から上映で、今は過去の公開作品(人生フルーツや、ヤクザと憲法など)がポレポレ東中野とシネマテークで上映してます。

『アニエス・ヴァルダをもっと知るための3本の映画』

今まで観てませんでした…。来年の楽しみができました。3本とも観たいです。

本でも同じです。その本に出てきた本とか、後ろの広告のページとかで見つけた本を芋づる式に追いかけることが時々あります。

映画の感想

話がそれました。トムとジェリーみたいな楽しいコメディ映画&最後にしっかりライブ映像もあり、また4人とも可愛くて最高でした!HELP!同様、プロモーションビデオの先駆けと言われています。この映画自体は初めて観ましたが、写真やほかの映像ですでに知ってて見覚えある場面など沢山出てきて、ああ、あれはここのシーンだったのかと色んな記憶の断片をつなぎあわせながら楽しく鑑賞しました。

この映画での有名なエピソードとして、ジョージ(&エリック・クラプトン)の元奥さんパティ・ボイドが、この映画でジョージと知り合ったというのが知られています。観る前は、なんていいお仕事なんだ、うらやましすぎる…と思っていたのですが、この映画で一番私の心をわしづかみした登場人物は、ポールの祖父設定の偏屈爺さんジョン・マッカートニーでした。役名だけで笑えます。ビートルズ並みに登場時間も長かったのに、映画で観るまでは全然知りませんでした。ファンクラブにも20年ぐらい入っていたのに、こんな隠れキャラがいたとは。一癖あり、なにかと引っかき回します。風変わりなところが私に似ていて途中から大好きになりました。最後のシーンが最高でした。もう一度観たいです。

もうひとつ個人的に印象的だったシーンは、ジョンのセリフです。リンゴスターに珍しく届いたファンレターに(ファンが少ないと映画ではいじられ役)ジョンが「どうせ所得税の請求だろ」と言い放ったところです。ウケる。のちにTaxmanという曲をジョージも作っております。やはり人気者のビートルズからも嫌われる税金ってほんと憎まれ者なんだなあと思いました。

パンフはなかったですが、ミュージックライフの特集号など沢山ならんでいました。

私の持っているビートルズカバーアルバム

カバーは色んな方がされていて、それぞれ味があって面白いです。私の持っているビートルズカバーアルバムは3種類で、どれも大好きです。(右上のはビートルズのハードデイズナイトです)

RUBBER BANDの XMAS! THE BEATMAS!

RUBBER BANDの XMAS! THE BEATMAS!

 YouTubeで聴けます。クリスマス時期にいつも聴いてます。有名どころのクリスマスソングがビートルズの有名曲のアレンジが施され、どうやって思いついたのか聴いていていつも感心します。演奏と歌声もビートルズそっくりで、大好きです。

竹内まりや ターンテーブル

竹内まりや ターンテーブル

vol.3にビートルズの完コピがあります。ダイジェスト版がYouTubeにあります。声はたしかに竹内まりやさんですが、歌い方のクセ・演奏・他のパートの方の声に至るまでビートルズのオリジナルに忠実で、聴いててびっくりしました。ジョンもポールもジョージも、全員の特徴をつかんでいます。演奏者もすごい方々です。

 

映画『YESTRRDAY』のサントラ

今年観に行った映画『YESTRRDAY』のサントラです。このときのTwitterの投稿キャンペーンで見事当選してゲットできました!


オールマイラヴィングはサントラに入ってないのですが、当たってよかったです(^^;

映画での演奏シーンがそのまま入っていて、聴くと映画を思い出します。3枚ともそうですが、やはり歌がうまくて歌い方も似ていて、大好きです。

年末の映画がビートルズで締めくくることができてよかったです。

 

【昨日の一日一新】

・『ハード・デイズ・ナイト』

・あるトレーニング また書きます。

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綾野 真紀

名古屋在住の女性税理士&唎酒師です。今のところお仕事以外のことをメインに書いています。きしめん住よしのデララバさんです。住よしご一緒してくださる方♪2024/3/30のブログをご確認の上お問い合わせくださいませ(期間限定)。