五十の手習い こんど(少しだけですが)ラップを教わります


年を取るといろいろするのがめんどくさくなって、新たに覚えるのをサボって、知ってることだけですませて惰性で流してしまうことが多々あります。

とくに私は今に始まったことではなくてて生まれつきのめんどくさがりで、小学校の頃から新学年になって新しい教科書が配られたときなど、わくわくするどころかこんなの本当に覚えられるんか…と不安とめんどくささでいっぱいになりました。

なにもかもこういう精神のまま過ごすとこんなにも怠惰な人生を送ることになってしまう、と約半世紀生きてきてやっと気づきました。時すでに遅しですが、今が人生で一番若いときと開き直り、まずは手近なことから取り組もうと、行ったことないお店のごはんをローラー作戦で黙食して回っております。いまはひとりでの外食も寛容というかむしろ大勢より推奨されているので、そんなに労力も使わずにすんで助かってます。

 

この心がけをもう少しだけ進化させようと思い、趣味で通っている歌のレッスンの課題曲選び(なんでも好きな曲でOK)の際は、一生カラオケでは歌わなさそうな曲をあえて選んでいます。

初めて聴いたときメロディーが全く理解できなかったCry Babyですが、先日のレッスンで完了しました。

これまで選んでた曲と違って別世界の歌詞ですが、不思議なことにメロディーが少しずつ把握できるようになると歌詞の世界にも入り込み、別人格になれたようで楽しかったです。がカラオケが営業再開したらもうちょっと練習します。

続いていま習っているのは、踊です。

『うっせぇわ』と『ギラギラ』は聞いた瞬間歌ってみたい!と思いました。昭和のメロディーにも近く、曲の内容もすごく共感できました。ところが『踊』は全く違う曲調で曲の内容も華やかでしかもラップもあります。

この動画のおおちさんの話を聞いて思い出しましたが、まさにユニコーンで初めてアルバム『服部』を聴いたときの心境に近かったです。

踊も同じで、ほんとはしばらくAdoさんの歌を歌いたかったのですが、とても私はついてけないと思って一旦諦めました。

が、あのときに服部同様に、なんどか聞いているうちに、覚えられはしないもののクセになりました。

せっかくこうして教われる機会があるのだから、やはり普通なら絶対歌わない曲にしようと思って踊を選びました。

 

まず1番だけ歌いましょうと言われてうろ覚えながらいざ歌ってみたら、出だしから盆踊りみたいで自分でもズッコケました。

踊はつい最近盆踊りミックスバージョンも出ましたが、まったく違います。

どうにか歌い終えてひとこと、先生が「私の真似をして歌えば大丈夫」とおっしゃり、信じてついていくことにしました。

 

まずつまづいたのは、ここの歌詞です。

やんなっちゃって泥にBad ご法度だろうが

私が歌うとお経化してもたつくので、空耳のような仮名をふりました。

やんなっちゃってどろーにばっごはっとだろーが

(ひらがなだと余計にご真言のようになってしまいました)

以降もこういう歌詞が続くので、意味を理解する前に空耳で覚えようと思います。

まだ1番の1/3ぐらいまでしか進んでないですが、最初に歌ったときよりもだいぶマシになりました。ほんの15分ぐらいの間で、明らかに自助努力以上のことができるようになり、自分でもこんな歌が歌えるのか!ととっても楽しくなりました。

次回は短いのですがラップのパートがあります。ラップはこれまで聴くのも歌うのも苦手で避けていました。多分できないから苦手なのだと思っています。

滑舌が悪いしリズム感もないので、新学期の教科書よりも不安です。でも先生が手取り足取り教えてくださるので、それを信じで頑張ってみます。本格的なラップ曲ではないしパートも短いので、なんとか耳コピでいけるんでは。

もし苦手意識がなくなれば、これまでラップパートのせいで長年あきらめていた『KISSからはじまるミステリー』や『A・RA・SHI』なども歌えるようになるかもしれず、それはそれはすごく楽しみです。習い終わったら歌ってみます。

 

まさか50近くになってラップを習える機会があるとは思いませんでした。頭の体操にもなりそうで助かります。

そしていま思うと、四十の手習いなんですごく若いですね。五十でも何十でも、きっと後から考えたら若いはずですので、気にせず頑張ります。

(ここまで書いて気づきましたが、もし私のラップを想像して具合が悪くなられた方がいらっしゃったら申し訳ございません。個人の趣味で門外不出にしますのでご安心ください)

 

先日ツイッターで知ったこの本、今読んでますが45歳でCGアーティストを目指して転職された方の話でとても面白いです。

 

 

【昨日の一日一新】

・桃モッツァレラ 簡単でおいしくて自分で作ったとは思えませんでした。北海道展で買ったモッツァレラチーズを使いました。以前買った白日というお酒にすごく合いました。

白日も、自力では歌えないので教わってよかった曲の1つです。

・ラボエム

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綾野 真紀

名古屋在住の女性税理士&唎酒師です。今のところお仕事以外のことをメインに書いています。きしめん住よしのデララバさんです。住よしご一緒してくださる方♪2024/3/30のブログをご確認の上お問い合わせくださいませ(期間限定)。