『謄本』『エイヤー』 現場で覚えた言葉で後から正確な意味を知った言葉

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税務・会計用語以外でも、わかりにくい言葉は沢山あります。世間知らずな私も、就職後めちゃくちゃおおざっぱなOJTでしたが力技で何とか覚え、おかげさまで独立するまでに育てていただきました。

現場で覚えた言葉で後から正確な意味を知った言葉、思い出したらもっと出てくると思いますが、いま時点での上位2つをご紹介します。

謄本

設立届や異動届を作る際に必要な『謄本(とうほん)』。

ふだんは“謄本”と短縮形で呼ぶことが多いです。私のように相続税をしない税理士だと、ほぼほぼ(初めて使いました)“登記簿謄本”のことをさします。

コトバンクからの引用ですが、謄本とは

文書の原本内容を証明するために,原本の内容を同一の文字,符号で全部かつ完全に写し書面戸籍謄本登記簿謄本,公正証書謄本,手形謄本,訴訟記録の謄本などがその例である。

と、正確には戸籍や登記簿など色んな文書の原本を謄写(書き写す・コピー)した書面のことを指します。

人生で謄本のトの字も知らないまま大学卒業後に税理士事務所に就職し、

「綾野さん、この謄本コピーして」と頼まれ、

(謄本なんてこの書類にひとことも書いてないけど、これが謄本って言うんだ)

と、字面に合った雰囲気のカッチリした書類を手に取りつつ、イメージで何となく覚えていきました。

雑な説明ですが、

『(登記簿の)履歴事項(を)全部証明(した)書(類)を謄写した書面』

というのを略して

『謄本』

だと自力で気づいたのは、だいぶ経ってからでした(教養がないのでほんとお恥ずかしいです)。幸い、重いコンダーラのようなすごい勘違いには至らなくてよかったです。

現場の慣行で、全く違う言い回しになっている事柄は結構あると思いますが、自覚せず他の分野の方に使ってしまうことがあるので、今一度気をつけたいと思います。

エイヤー

こちらは、名古屋弁のきつかったうちの上司のオリジナル用語だと思っていたら、色んな業界でまんべんなく使われていると知って、衝撃を受けた言葉です。

上司は、思い切った仕訳(!)をしようとして「エイヤーで行こうか、やっぱりやめようか」みたいな使い方をしておりました。さっきのコトバンクではイギリスの哲学者のことしか触れられなかったのでほかに調べてみると、

もちろん『エイ!ヤー!』の掛け声から来てると思われます。“アバウト““思い切って”“勢いで”“気合で”など、時間が無い中とりあえず出す、ざっくり!みたいなイメージがつかみとれました。

さらにエイヤー価格やエイヤーな仕訳など、それぞれの現場で応用されているのも興味深いです。私のブログも毎日エイヤーです。そうでもしなければ書いておれません。

エイヤーは現場で必要な概念だと、改めて感じました。

すでに現場で死語になったことばや、逆に新しい流行語もあるので、また時々検証してみようと思います。

アイキャッチ画像は、先日1000試合登板を果たした岩瀬投手の看板です。私の1000記事と同じ頃でした。この看板が置いてあるラシックでセールもあったそうで、行きたかったです!

【昨日の一日一新】

・ココア+ハーブの恵み(養命酒が出しているハーブのお酒)

どちらもスパイス入りで、合わせたら美味しいかも、と思ったら案の定ハマりました。

こういう家でしかできないような、オリジナル飲み物をイチかバチかで作るのが好きです。先日ロシア土産で頂いたウオッカを、どうやってアレンジしようか考え中です。自分で本搾りチューハイを作っても面白いかも。

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綾野 真紀

2016年9月に開業した女性税理士&唎酒師(名古屋在住)です。 自分の誕生日(2月16日=確定申告初日)から忙しくなる申告業務がそ毎年憂鬱でした。 それならば毎年2月16日に出せるよう、普段から誰でもできるちょっとしたコツを自分なりに整理しようと思い立ち、ブログをはじめました。 開業までに、仕事に関係のない寄り道も沢山しましたので、徐々に紹介したいと思います。(と書きましたが、いまや税金のことより旅・お酒・食べ物など趣味の記事が大半です。)

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