ズバッと一言で表現できる言葉がみつかると嬉しい

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先日お客様よりこれこれこういう資料がほしいと依頼を受け、その場で5分ほどでつくれるものだったのでサッと作ってお渡ししました。

最終的に人数で割った一人当たりの額が必要で、“按分額”という単語を当然のように使いました。この過程を表現するには“按分”がぴったりでこれしかないと、何の疑問もなくさらっと使いましたが、よく考えたらあまり一般的ではない言葉ですよね。

「“按分”ってあまり見慣れない言葉ですが、こういう意味なんですね」とおっしゃり、それで初めて気づきました。

按分とは一定の比率で分割するような概念です。税務では時間や面積、人数など一定の条件で恣意性をなくして平等に計算するような場合によく用いられる(私の理解してる範囲でまとめたので違ってたらすみません)ので、とてもなじみのあることばでした。

そこで改めて検索してみると、Twitterのリアルタイム検索では按分を使ってるツイートは税務や選挙関連がほとんど、Instagramのハッシュタグ#按分は100件未満でした。日常のふとした動作で出てくる言葉ではないのがよくわかりました。

確かに私自身も頭の片隅にはずっと按分の概念があるのですが、口に出したことはあまりなかったです。専門用語ではないもののシチュエーションが限られ過ぎているというギャップにやっと気づきました。

でも今回はこの按分という言葉をご提示できたのはよかったです。普段なじみが無い言葉ですが、今回伝えたい内容を一言で言い表すような言葉でした。

もっと日常的な言葉に置き換えてもよかったのですが、按分という言葉によってより計算の意図もわかるようになり、また初見でもギリギリ読めて何となく意味も想像できるし、仮に意味を聞かれても十分対応できるとのことで、按分を使うことにしました。

他の項目も詳細をお尋ねして、按分と同様に意味が伝わりやすい表現にいくつか変更いたしました。こういう言い回しが知りたかったとおっしゃられ、お役に立ててうれしかったです。

タイトルや項目は難しすぎても長すぎてもだめで、言葉選びはいつも悩みます。

私は何かイマイチだったりコレジャナイという場合が結構多いのですが、今回は誰に何を伝えたいのかをしっかりお伺いできてたので選びやすかったです。専門用語は適切に使えるとこんなにも有意義なのかというのを実感しました。今後もお互いのために、うまくつなぎ合わせられるような用語を注意深く探していこうと思います。

【昨日の一日一新】

・先生から頂いた安永餅 食べるのがもったいなすぎて、はく製にしようかと思いました。網焼きしておいしく頂きました。

昨日公開されたこの動画 すごくかっこよかったです。先生は言葉選びが適切です。その人に合わせて専門用語も噛み砕いてピンポイントで使われるのでとてもわかりやすく、こうなりたいです。

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綾野 真紀

2016年9月に開業した女性税理士&唎酒師(名古屋在住)です。 自分の誕生日(2月16日=確定申告初日)から忙しくなる申告業務がそ毎年憂鬱でした。 それならば毎年2月16日に出せるよう、普段から誰でもできるちょっとしたコツを自分なりに整理しようと思い立ち、ブログをはじめました。 開業までに、仕事に関係のない寄り道も沢山しましたので、徐々に紹介したいと思います。(と書きましたが、いまや税金のことより旅・お酒・食べ物など趣味の記事が大半です。)

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