前田裕二さんの「メモの魔力」を読みました


前田裕二さんのメモの魔力は、AI時代のひとり税理士と同じ日に届きました。

2冊読むと相乗効果がありそうなので、いつもはまずじっくり積読するところ、一気に読むことにしました。特別付録の自己分析1000問はこれからのチャレンジですが、ざっと読み終わりました。

読む前に悩んでいたこと

前田裕二さんのメモ術が詳細に明かされているこの本。発売前から話題となっていたのでどんなものかと軽い気持ちで手に取りました。

もともとメモは好きで、授業やセミナーなどは先生のギャグまで一言一句もらさず書くタイプです。でも書きっぱなしで(字もきたない)あとで振り返ることはしません。一体何のために書いてるのか?もったいないと思い、ノートや手帳術の入門本を読むも、ことどとく失敗してきました。ここだけの話、ほぼ日手帳も使わなかったです(T_T)

今はメモは(使える場に限りますが)Evernoteに残すようにして、あとで読みやすくなったものの、それを発展的には活用しておらずいまだ備忘録どまりです。

この本はタイトルに『魔力』とあります。“入門“や“術“では埒があかなかった私も、摩訶不思議な力ならどうにかなれるかも、と希望が持てました。(当たり前ですが、あとでものすごい努力が必要と知ることになります…)

ファクト→抽象化→転用 最強のフレームワーク

僕にとってメモは生きることである(P26)、と書かれていました。

単に記録するだけでなく、知的生産を目的にした本質的な方法で「メモを取る」(P27)

それには

ファクト→抽象化→転用

のトレーニングを繰り返して、「メモの取り方」そのものを変えないといけないです。

私の場合、Evernoteのメモやこのブログで毎日文字を残す機会はあるものの、きまぐれに書き綴っているだけ=ファクトの羅列のみです。やらないよりはましですが、無秩序なので時間をかけている割には進歩が無く、なんかもったいないです。というよりここまでフレームワーク無しでやってきたと、ある意味アッパレです(開き直り)。

これに抽象化と転用を追加すれば、多少は知的生産に近づくのではないか。しかもその方法が前田さんの実際のノートの画像付きで解説されていたので、ちょっとやってみようと思いました。

抽象化=本質を考える、転用=自分のアクションに変える

ここまで徹底的に考えて文字に落とし込んで初めて魔力が発揮されます。巻末の自己分析100問×10のトレーニングにも使って自分の軸を見出し、また仕事においてもこのフレームワークに落とし込んでメモすることで、最終的に自分のアクションを変え自分を変えていくことになるのです。魔力に至るまでは地道な繰り返しが大事なので、一朝一夕にはいきません。すこしずつやってみます。

これをマスターすれば、WITH AIのアイデア(AI時代のひとり税理士参照)など、自分を主軸にした仕事や生き方のヒントなど色々わいてくるのではと思います。

始めるにあたって用意したグッズたち

ここで気になるのはグッズです。続かなくて無用の長物になってはもったいないですが、今回たまたま前田さんと同じジェットストリームの4色ボールペンを愛用中でした。幸先いいです!書きやすくてお気に入りです。

メモを取るにあたっては、4色に分けて何種類かマークを駆使するので、ルーズで鈍くさい私にはちょっとハードルが高いのですが、とりあえず最初は細かいことは気にせずやってみます。

モレスキンは買ってしまいました。(ほぼ日手帳の分まで使います。)

小さなメモ帳は、前に愛用していた野帳の予備がありました。Evernoteと併用しますが、完璧を目指さず、まずははじめてみます。

自己分析1000問にこれからとりかかります

巻末に、自己分析1000問(100問×10)が載っています。これらをファクト→抽象化→転用で分析していくのです。Yes/Noだけでも1000問ってしんどいのに、とめまいがしてしまいました。

何も1000問全部でなくても自分がブレなくなるまででいいとのことなので、まずは最初の100問をやってみます。

ただし私含めアラフォー以上の方。

ざざっと見たところ、過去・現在・未来という流れで100問ずつあるのですが、現在は“20代社会人“となっています(めまいその2)。そして、“30代になったら?“”40代でやりたいこと“と続き(めまいその3)、辛うじて“50代になったら“は間に合ったもののその次が“死ぬまでにしたいこと”でした(めまいその4)。

この本のどこかにも書いてありましたが、時間は有限です。意識して人生を変えるためにするのだから、早いにこしたことはないです。

税理士試験を受けていた20代の頃にやりたかったな。この設問をみて激しく悔やみましたが、今思っても仕方がないのでプラス20歳することにしました。

20代の方だと50代から先は同じに見えるかもしれないですが、私の年なら50、60、70代と死ぬまでをもうちょっとリアルに想像できます。人生は長いですし!とポジティブにとらえました。(一番効き目のある年齢にターゲットを置いたのだと思うことにしました、といつまでも引っかかる私)

設問で少々傷つきましたが(笑)、大事なのはそこじゃないです。いまからでも魔力を身に付ける気まんまんです。めげずに頑張ろうと思います。

 

 

 

【昨日の一日一新】

・郵便物の再配達スケジュールをLINE→Googleカレンダーに登録

いつの間にかこんな機能が増えていました。助かります。再配達も便利です。

・カフェドクリエ ホット柚子ネード

Follow me!

The following two tabs change content below.

綾野 真紀

2016年9月に開業した名古屋在住の女性税理士&唎酒師です。今のところお仕事以外のことをメインに書いています。