改元に伴う源泉所得税の納付書の記載のポイント 年度のみ“31”に&平成の納付書も使えます 納税地異動の場合等は従来通りの訂正方法です

Pocket

改元後の源泉納付書の書き方ってどうするんだろう、と思っていたらもうアナウンスがありました。

改元に伴う源泉所得税の納付書の記載のしかた

改元に伴う源泉所得税の納付書の記載のしかた

ここに全部書いてありますが、スクリーンショットを貼らせていただきます。

ポイントは3つで

・2020年3月31日の間に納付する場合は、年度欄のみ“31”のまま

・納期等の区分や支払い年月日では令和になってからの“01”や“02”を使う

・“平成”の文字の入った用紙も訂正せずそのまま使える

対象となる納付書は以下の通りです。(こちらも引用です)

(注) 対象となる納付書は、以下のとおりです。

  • 利子等の所得税徴収高計算書
  • 配当等の所得税徴収高計算書
  • 給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般用)
  • 給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(納期特例分)
  • 非居住者・外国法人の所得についての所得税徴収高計算書
  • 報酬・料金等の所得税徴収高計算書
  • 定期積金の給与補てん金等の所得税徴収高計算書
  • 上場株式等の源泉徴収選択口座調整所得金額及び源泉徴収選択口座内配当等・未成年者口座等において契約不履行等事由が生じた場合の所得税徴収高計算書
  • 償還差益の所得税徴収高計算書
  • 割引債の償還金に係る差益金額の所得税徴収高計算書

個人の所得税は期限が終了し、法人も申告期限は決算から2か月後なので、おそらく源泉所得税関係が全員が一番早く改元後に納付すると思います。

ダイレクト納付もだいぶ進んでいますが、納付書で納付する場合もまだ多いですし、ほかの納付書でも(そのつど説明はあると思いますが)このパターンで応用が効くのでは?と思うので、知っていて損はないかと思います。

納税地が変わった場合などは今まで通り二重線で訂正する

新元号の訂正は全員がしないといけないので、数字だけ直せばいいように簡略化されていますが、本社が移転して税務署が変わった場合などで移転前の古い納付書で納付する場合は、従来通りです。

印字されている移転前の税務署名、税務署番号、整理番号住所、電話番号を消して余白に移転後のを書きます。整理番号は決まるのは遅いので、わからなければ古いのを消すだけでいいです。(近々対応するので念のため確認してみました。)

先日税務ソフト会社にて印刷用の源泉納付書用紙を買ったばかりで、まだ使ってないのにどうしようと思いましたがそのまま使えるのでほっとしました。電子申告であれば年度の書き替えにも悩まなくていいので、ソフトのアップデートや国税庁のアナウンスを確実に対応していこうと思っています。

余談ですが、私が就職した平成6年頃は電子申告もなかったので、届け出用紙や納付書などで昭和の印字された用紙の在庫がまだまだありました。昭和を二重線で消して平成にするスタンプもあった気がします。経験者からは年明け早々で年末調整や確定申告などの対応が大変だったと何度も聞き、それに比べると今回はスムーズですしおめでたいムードもあってとてもありがたいです。また気が付いたことがあれば追記します。

【昨日の一日一新】

・オーボンビュータンのクッキー 新幹線で買ったのをやっと食べました。すごくおいしかったです!

The following two tabs change content below.

綾野 真紀

2016年9月に開業した女性税理士&唎酒師(名古屋在住)です。 自分の誕生日(2月16日=確定申告初日)から忙しくなる申告業務がそ毎年憂鬱でした。 それならば毎年2月16日に出せるよう、普段から誰でもできるちょっとしたコツを自分なりに整理しようと思い立ち、ブログをはじめました。 開業までに、仕事に関係のない寄り道も沢山しましたので、徐々に紹介したいと思います。(と書きましたが、いまや税金のことより旅・お酒・食べ物など趣味の記事が大半です。)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする