大村智さんの実学の精神 私の覚書(途中)

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私が今さら言うまでもないのですが、大村智さんの本、素晴らしかったです。

ノーベル生理学・医学賞受賞、地元に美術館と温泉施設を私財を投じて建てるなどそれだけで十分すぎると思ってましたが。

ニーズに気づき、確実に使命を全うする実行力と私欲のなさに心を打たれました。

図書館で借りた本を撮影して申し訳ございません。

ほんとは返却前に書くはずが、寝坊してブログにしそびれている間に期限が来てしまい、記憶が薄れつつあります。やはりその時に書き残すのが大事と痛感しました。

今日がタイムリミットなので、覚えている範囲で心に響いた内容を、上記以外で自由に書きます。(税法っぽい言い回しです。)

研究だけでなく、特許のビジネスモデルを導入

今の産学連携も最初からあったわけではなく、大村さんが道を切り開かれたようなものです。日本の研究はどこも予算がなく良い研究をしていても成果が生かせない状況でした。

そこで、外国での産学連携のスタイルを知り、日本でも導入すべく自ら留学した際に、自分で予算を取り付けて帰国されました。

その後、成果を特許にして企業がその特許で製品を作り、売上高に応じたロイヤリティをもらうという“大村メソッド”を確立します。

これぞWin-Win!素晴らしいです。

研究経営に取り組む→北里研究所の監事として赤字財政の立て直しを図る

外国で北里柴三郎さんの功績を知り(出会う研究者皆が称えていた)、ノーベル賞を取れなかった柴三郎さんのご恩に報いようと財政危機に陥った北里研究所の経営再建にも取り組まれます。

研究所の監事になったときに財政状況をみてこれは大変だと気づかれました。母体の北里学園の赤字を埋めるためにワクチンの売上を運営資金に回していることを見抜かれたそうです。

その際財務も経営も素人だったため専門家に特訓を受け、経営分析をされて“モノ言う監事”になられたのこと。

最初は反発を受けたものの、企業経営の厳しさを伝えてそこから変革が始まり、再建できたそうです。

以下尻切れトンボですみません。

地元に必要な病院を、土地の交渉から関わって設立

ここに使ったエネルギーを研究に活かせたらもっと進んだのに…と言っておられました。

周辺の病院からの圧力がすごく、説得するのに相当骨が折れたようです。

英語で発表することの意義

重要な論文でも知られないと意味がありません。実際、(大村さんではないですが)日本語で先に発表されながらも後から英語で発表された論文が評価されたケースもあったとのことです。

ネーミングの大切さ

北里研究所内に『生物機能研究所』という名の研究所を新設したときに、ノーベル賞受賞者のコーリー教授より「エクセレントなもので未来に開かれている」だと言われたそうです。

その時の流行りの名前だと、(のちに新しい研究をしてても)あとで足を引っ張られて発展が阻害されやすいとのことです。学問の進展は早く、それを実感されてみえる教授の言葉だけ印象深かったとのことです。

本当にそうですよね。自分に置き換えて恐縮ですが、今後の開業のときにも意識しようと思いました。(ここだけの話、うちの事務所の封筒に「コンピュータ会計」と書いてあるのそろそろどうなのと毎回話題になってそのままです(^_^;))

人材育成

「科学を前進させるために最も適した人物は、部外からやってきた人である。文化についても同じことが言える」

「私は嫌なことは何でも一番先に自分がやって見せる」

人を育てたいという思いが何よりも強かったそうです。自分の経験を学生たちに背中を見せて伝え、研究室から27人もの教授(2011年現在)が誕生しているそうです。

この本は受賞前の出版なのですが、研究以外の実社会でのこの功績だけでも素晴らしいです。もっとあったのですが、うまくまとめられないので再読したら追記します。

【昨日の一日一新】

お味噌汁のだしをブイヨンで

前に料理教室で、セロリと鶏ひき肉でだしをとってたのを思い出して味噌汁でやってみました。

セロリと味噌はちょっと合わないかな^^;でも一風変わって美味しかったです。漉さずに全部いただきました。

当時教わったレシピは(鶏の骨は使わないシンプルな作り方です)

鶏ひき肉500gにセロリ1本(葉も含めて適当にちぎる)、塩少々、水1リットルを強火にかけ、沸騰するまでゆっくり混ぜる

→沸騰後弱火で約30分煮込み、キッチンペーパーでこす→出来上がり です。

これが本来のブイヨンなのですが、実習中先生に「ブイヨン取ってください」と言われてキューブ型のを探してきょろきょろしてしまいました…。

そんなことばっかりでしたが、楽しかったです。また思い出して書きます。

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綾野 真紀

2016年9月に開業した女性税理士&唎酒師(名古屋在住)です。 自分の誕生日(2月16日=確定申告初日)から忙しくなる申告業務がそ毎年憂鬱でした。 それならば毎年2月16日に出せるよう、普段から誰でもできるちょっとしたコツを自分なりに整理しようと思い立ち、ブログをはじめました。 開業までに、仕事に関係のない寄り道も沢山しましたので、徐々に紹介したいと思います。(と書きましたが、いまや税金のことより旅・お酒・食べ物など趣味の記事が大半です。)

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