お茶のお稽古で“型“の大切さが少しわかりました
昨日は今年初めてのお茶のお稽古でした。
3年経ちますが、全く覚わらず…。(←おぼわる、で変換できず名古屋弁ということに気づきました)
毎回ゼロから教わり、昨日も扇子の持ち方が逆、という注意する方もガックリくるようなレベルですが、それでも楽しく学んでいます。器の大きな先生方に感謝しています。
今回も、相変わらずグダグダなお点前でした。
なんとか終盤にかかり、お茶碗をしまう所作に入ったところで一人遅れていらっしゃったので、その方に急きょお茶だけを急いで点てることにしました。
お茶を1杯点てるのも家でお茶を入れるのとは違って、きまりや順番があります。
季節や使う道具によって違うのでこまかい説明ははしょりますが、まず道具を運んできて、所定の位置に座って道具を清めてお茶碗を温めて、など一連の動作を経てからお茶を点てる所作に入ります。
昨日は“茶入から抹茶を入れ、お湯を注ぐ、茶筅で点てる“だけを抜粋してやろうとしました。一連の流れなど全く覚えてないので、逆にここだけなら簡単でいけると思ったのですが。
いざ途中からやってみると気持ち悪くて、違和感たっぷりでした。
気づいたのは
- 下手くそなりにも多少体で覚えていた
- ひとつひとつの動き・道具の置場所もすべて意味がある
- 流れはつながっていて、無駄な動きはない
1が自分では意外でした。2、3は当たり前のことですがやっとわかりました。型の大切さに気付けて良かったです。
その後道具を片付けるときも、いつもと違う組み合わせで(ひしゃくとお茶碗など)持ち帰ったらやはり気持ち悪かったです。やっているときはわからなくても間違うと感じるという…。普段の食後の片づけとは違う世界でした。
ちなみに普段から所作を丁寧にすると、お点前でもきれいな所作ができます。
わたしはお点前に普段のガサツさが出ているのでよく注意されます…。
仕事の進め方がいまいちしっくりこないのですが、このお点前の型の大切さを再認識できたことがちょっとヒントになりました。自分にあった型は色々あると思うので、研究しようと思います。
お稽古は今は月に1回にしているのですが、日常や仕事での気づきにつながるので、また月3回に戻そうかなと考えています。
【昨日の一日一新】
両口屋是清 花びら餅
ゴボウと白味噌餡とピンク色の餅で出来ています。
新年のお菓子として有名です。もともとは平安時代の歯固めの儀式が簡略化され、色々変化してこの花びら餅になったそうです。
花びら餅あるある→ゴボウが切れなくてゴボウだけ抜ける
このゴボウは程よく柔らかかったので、このクロモジで切れました。
このお皿は大好きで、陶芸を復活したら作ってみようと思っています。
綾野 真紀
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