Bienio(ビエニョ)さんで開催されている、 ぬりもの赤木明登展に行きました
名古屋駅の近くにあるギャラリーBienioさんにて6/29~7/5まで開催されている、
ぬりもの赤木明登展に行ってきました。
赤木さんが7/1,2に在廊されているため、どうしてもこの土日に行きたい!と思っておりました。
ビエニョさんではいつもすてきな企画展をされていらっしゃいます。(と言っても私はまだ3回ぐらいしか行ってませんが)なかなかお目にかかれない作家さんの素敵な作品が並びます。
名古屋駅からも歩いて10分ぐらいで、遠方からでも行きやすいと思います。VIA141の1階にあります。
一昨年のぬりもの展では、お椀を買いました。
お宝なので家宝にしてしまいこんでおこうかと思いましたが、しまいこむより使った方がいいと言われ、ほぼ毎日使っています。
おおざっぱな私でも手入れがしやすく、また陶器と違って落としても割れないので安心です。
普通にご飯をよそっただけでもごちそうに見え、料理の腕は上がらないのにふだんの食事の満足感が増えました。買ったときと変わらずつやつやです。
あのとき、奥様の赤木智子さんから
「生きている限り無料でずっと直しますよ!(^o^)」と言われ、私なんぞが漆の器を持って良かったんだろうかという不安・緊張がほぐれ、赤木さんのを買ってよかった~、と心の底から嬉しくなったのを覚えています。
また購入品は後日載せます。
左のDMは前回の、右が今回のです。
前回、左のサイズ違いの器を買い、今回は右のサイズ違いのを買いました。ひっくり返しても両面使える、というのが面白いと思って選びました。(はがきの下の黒い丸いのがそうです。)
前回おじゃましたときは、赤木さんご夫妻と、友人の陶芸家の内田鋼一さんがいらっしゃいました。まともに見られないぐらいめちゃくちゃ緊張したのを覚えています。
そんな状況でもちゃっかり本にサインをしていただきました。
左の赤木智子さんの本『ぬりものとゴハン』は大好きで、図書館で3回ぐらい借りては返し…を繰り返していましたが、このときめでたく買えました。
婦人画報の編集者&新宿の人気ギャラリーのお姉さんだった赤木さんご夫妻でしたが、塗師になるため全部すてて0からのスタートで輪島に移り住まれたことが生き生きと書かれています。手でたべる、の話とか赤ちゃんの話とか大好きです。
右の『形の素』は、塗師・赤木明登さん 陶芸家・内田鋼一さん 鍛金師・長谷川竹次郎さんがお持ちの選りすぐりの骨董コレクションについて紹介された本です。
ちょうどお2人みえたので、この本にしましたが皆さんの美意識が伝わるとても素敵な本でした。
(あと1人の長谷川さんは、以前やっとかめ文化祭でのナディアパークのお茶会(初心者OKのユニークなお茶会)でご自身のお道具にてお茶を点ててみえてたのですが、殷の時代?だったかの作品をお道具に見立てて使われていて感動しました。)
それぞれの分野でものすごい方々なのに、一般の人にも分け隔てなく接してくださるので、ますますファンになってしまいました。
赤木さんが塗師になられるまでのこと、ぬりものへの思い、ご家族のことなどは、『漆 塗師物語』という本を読んで知りました。
一家で全く違う環境に飛び込まれ、根っこをおろし、自分の境地を切り開いていかれる様子に心を打たれ、私の独立の時にも勇気がもらえました。
また、前職の影響もあると思いますが、お2人とも文章がとてもお上手です。エッセイもいくつか読ませていただき、いま連載中の記事は行きつけの美容院の雑誌でチェックしております。
勤務時代の蓄えからこつこつ買っておりますが、いつかお重を買えることを夢見てがんばります。
【昨日の一日一新】
1.赤木明登さんとFacebookのお友達に
やってたら友達申請してください(^o^)と言われました。ありがとうございます!
2ショット写真はあまりに顔がにやけすぎたので、こちらに載せるのは自粛しました。
2.同じ時にお店にみえたお客様ともお友達に
赤木さんのご縁でつながりました。ありがとうございます!
3.スガキヤ 鶴舞中央図書館店
愛知県図書館店は何度かありますが、こちらは初めてです。東海地方の方のソウルフードです。
綾野 真紀
最新記事 by 綾野 真紀 (全て見る)
- セブンイレブン名古屋伏見通錦店にてセブンカフェの紅茶を頂きました - 2024年12月1日
- ひとり税理士のひとり遠足 東山動植物園で鈴屋さんのお弁当の食べ納めをしました - 2024年11月30日
- 駅から始まる スマホdeウォークスタンプラリー 名東区制50周年記念!身近な自然を探検コースを歩きました - 2024年11月24日