『Rockin' Chair』oasisの隠れた名曲 独立したくなくて不安だった時に慰められました


oasisのRockin Chairという曲があります。

The MasterplanというB面ベスト盤のアルバムに入っていて(B面って死語ですかね)、メロディーも地味ですが、隠れた名曲でバンド解散後もそれぞれ兄弟がソロで歌い、またロッド・スチュワートさんからカバーもされています。

oasis
リアム・ギャラガー
ノエル・ギャラガー
ロッドスチュワート

この曲は大好きで、いまもよく聴いています。また同時に、

“独立して事務所を出ていきなさい“と言われた時のことを思い出します。

私は独立開業などまっぴらで、合格後もずっと登録せず20年間、のんべんだらりと事務所員として勤めていたのですが。このままでいいんだろうかというあせりがないわけではありませんでした。だからといって独立しようとは思わず、上司から登録ぐらいするようには再三言われていたものの、聞き流していました。

3年前の5月に、「お客さんをつけてあげるから、独立して1年ぐらいで出ていくように」と上司から具体的な説明付きで(退職金もこれだけあるから云々)言われました。

普通なら願ったり叶ったりのありがたい話ですが、私はこのとき人生のどん底に突き落とされたような絶望感に襲われました。(このくだりは本と同じです(^^;))

 

こういうときは音楽にすがります。ちょうど前月、ノエルのソロライブで聴いていたRockin'Chair。リンク先のYoutubeと同じくアコースティックバージョンだったと思います。メロディーがその当時の心にとてもしみました。

恥ずかしながら歌詞の意味を知らなかったので検索すると、和訳のサイトが沢山出てきました。

とくに印象的だった、ハルさんという方のブログ洋楽の奇妙な和訳より、勝手に冒頭の歌詞を引用させていただきます。(多分そのときもここを見たはずです)

オアシス rockin' chair 和訳

I'm older than I wish to be
自分の思ってた歳の取り方とは違う歳の取り方をしちまった

This town holds no more for me
もうこの街に未練はねぇよ

All my life, I try to find another way
残りの人生は違う生き方をしたいのさ

自分の思っていた歳の取り方とは違う歳の取り方…。

なんだか私の本音をズバッと言い当てられたようで、深く刺さりました。

自分で訳すべきところ、他人の和訳を頼って申し訳ないですが(←そういう人任せなところが独立向きじゃない気がします)、自分ではこんなセンスある和訳はできないので、ほんとよかったです。実はこの歌は失恋の歌で、この後は彼女に対する思いが色々と描かれていきます。

 

それにしても何とも言えぬやるせなさ・もどかしさがメロディーと歌詞両方にはまっていて、(例えばですが)前向きに頑張ろうぜ!みたいな明るい曲よりも、ずっと心に寄り添ってもらえて慰められました。

当時、私にしては珍しく眠れない日が続いており、夜はこのアルバムをかけてRockin'Chairからスタートし、ラストのアルバムタイトル曲でもあるThe Masterplanでちょっとずつ前向きになる、という感じで聴きながら眠りについておりました。

またThe Masterplanの歌詞も、

We're all part of the masterplan

(みんなマスタープランの一部でしかないんだ)

のような内容で、ある意味腹をくくれた気がしました。この曲も心にしみるいい曲で、そのときのライブでもアンコールのラストの曲でした。またライブで生で聴きたいです。

ロッキンチェアーの画像が無いので(^^;)代わりに新宮駅で撮った面白い椅子をアイキャッチ画像にしました。

 

【昨日の一日一新】

・酔わない!ウメッシュフルーツビアテイスト

ホップ抽出物でビールの苦みを出していました。素朴な味で美味しかったです。チョーヤのシリーズは添加物が入ってないので大好きです。

UberTaxi名古屋のチラシ

もう名古屋でも始まってたんですね。とり急ぎアプリをダウンロードし、キャンペーンコードを登録しました。

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綾野 真紀

2016年9月に開業した名古屋在住の女性税理士&唎酒師です。今のところお仕事以外のことをメインに書いています。