SMG経営者塾でした 講師は社労士の河村真樹子先生 働き方改革は社員の幸せのため


昨日はSMG経営者塾でした。

十人十色のひとり税理士でも触れた、出口治明さんの講演もこのSMG経営者塾で開催されたものでした。それ以来、行けるときは参加しています。

第1部の菅原先生のは技を盗むようで申し訳ないのであえてここには書きませんが(盗んで隠すってサイテーですね(^^;))、税務調査ネタなど含めEvernoteにがっちりメモしております。

 

第2部がゲスト講師で、先月の岸田一郎さんなど、自分が普段見ている分野以外の講師の方がみえるのでとてもためになります。

今回の第2部はSMGの社労士の河村真樹子先生で、しっかりとお話を伺うのは初めてですが興味深いテーマで楽しみにしていました。同じ名前で私もたまにマッキー(河村先生のあだ名)と呼ばれるので、親近感をもっております!

 

印象的だったのは、

・働き方改革も業務だけだと単なる改善、改革は大きく会社を変化させること

・会社の課題・問題にはPDCAを回して解決する課題(技術的課題)と解決できない課題(適応課題)があるのでごっちゃにしない

・適応課題は対話や試行錯誤が必要で、専門家ではなく問題の当事者(会社全体)が取り組む必要あり

・組織診断とパーソナル診断(脳科学や心理学に基づく)を活用して、無知・思い込み・勘違いによる人間関係悪化を防ぐ

・働き方改革は社員の幸せのために行う

→生きがいを持って幸せな働き方をしていたら、児童虐待やモラハラ・パワハラなど数々のハラスメントも生まれない

何のために行うか、と、わかっただけでなく実際に取り組んで、“できる”を実感するのが大事とのことです。

 

私なぞひとりでやっておりますが、できることがいろいろありましたので、できるとこからやってみます。

 

また最後に河村先生の同志?の大阪の希咲クリニックの山分ネルソン祥興先生がごあいさつ&ミニ講義をされた内容も大変含蓄のある言葉でしたので、かなり意訳しましたが覚書します。

「(治療法など)難しい決断に迫られたとき、どっちがいいも悪いもない。正しいのは自分(患者さん自身)の決断。プロとしては、どちらに転んでもその決断を全力で応援する」
プロの役目の何たるかを学びました。
税務だとどっちがいいか悪いかの視点で判断することが多いのですが、それで解決しないことも多々あります。この視点を大事にします。
懇親会も少しだけ参加しました。偶然?税理士4人が集まりましたので、がっちり本の宣伝をさせていただきました。おひとりはもう購入済みで感想を言ってくださり、嬉しかったです!

 

ひとり税理士は私だけでしたが、皆さま志は熱くて素晴らしく、共感することも多いです。独立して外に出たからこそお会いできた方々で、ひとりだと私の場合視野も狭くなりがちなので、こうして外の空気を吸いに行くことも大切な時間です。

さらに独立前の動かない環境(20年以上同じ事務所)も嘆いていたのですが、今になって色々な学びがあったことに気づけました。

独立には勇気がいりましたが、自分の成長のためには独立してほんとよかったです。

 

【昨日の一日一新】

・和菓子 紫陽花

両口屋是清さんの和菓子教室で作りました。後日書きます。

 

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綾野 真紀

2016年9月に開業した名古屋在住の女性税理士&唎酒師です。今のところお仕事以外のことをメインに書いています。