独立からもうすぐ2年です


2016年9月1日に独立し、もうすぐ丸2年です。おかげさまで何とか続いています。

独立とはもっと若いときに夢を描いて実現させるものだと思っていた

「昔からずっとやりたかったことが、やっと実現した!」ってなるのは30代ぐらいまでかな…。

40代なら遅いだろうな。私って何もかも手遅れだな。第一、やりたいことも分からなかったし、自分で切り開いていくなど絶対無理だしそんなことを考えることすら放棄しておりました。

唯一食べて行けそうなコンテンツだった税理士の資格で、それも20年ぐらいホコリをかぶっておりましたが、追い出されるがままなりゆきで慌ただしく独立しました。

「最初は大変だけど」の“大変”がどのぐらい大変なのか不安だった

「おめでとう!最初は大変だろうけど頑張ってね」というはなむけの言葉を沢山いただき、感謝の気持ちで笑顔でお礼を言いながらも心の中では

「やっぱり大変なんや…。今から当分の間、毎日大変なんや…。(最初の大変さって)どのくらいの規模なんやろ…。いつまで続くんかな…。」(心の中の言葉はずっと三重弁)

と、希望に胸膨らますどころか、ものすごいネガティブな想像ばかりしておりました。

 

実質はのれん分けなので、独立というよりリモートワークのような、単に仕事をする場所が変わっただけ状態に近いのに、それでも初めてなので、ほんとに不安でいっぱいでした。

その後開業1年ちょっとで税務調査も4件立会い、

「友人には独立したことをあまり言ってないのに税務署だけはよく知っているのか」

とか

「もうこれで、“最初は大変だろうけど“の“大変“が済んだのかな…。そうであってほしい(+_+)」

とかその後も同様にホントどうでもいいことにとらわれながら、2年間が経とうとしています。実際にはごく普通の、拍子抜けするようななんにも起こらない日が半分以上でした。ほんと、工夫をしないとどんどん日にちが過ぎていきます…。

独立後の行動が大事 独立するだけなら進歩しない

独立=鍛えられて内面もしっかりする、そのうちスキルも上がってバリバリ儲かる

だからそのうちちゃんとなるだろう、と思ってましたが、そういうことは一切なく、驚くほど“等身大”のままです。

ぶっちゃけこんなに変わり映えせずとも2年続くとは。もちろんお客様や周囲の方々のおかげですが、“独立開業“そのものを特殊で必要以上に難しく考えすぎてたかもしれません。実際独立してからは、何もかも準備してからすることよりも、“走りながら一緒に作り上げる”ような仕事が多く、今までなかったような新鮮な感動も多いです。

独立そのもので変わるのではなく、独立後に増えた裁量を生かしてどう行動するか、それが大事なのだと感じました。

私なぞ、いまだに独立前のような、自分に制限をかけるような気持ちも残っているので、このあたりを変えていかないと進歩しないな、と思いました。

あ、“等身大“とはいいつつも体重はものすごく増えたので、その意味では当初より大きくなれました。

独立したらじっくりやろう→無理でした!まずは着手する

ただ、独立したら腰を据えて読もうと思った本は積ん読のままです…。ほかにも勉強したいことも手つかずのままです…。いつかそのうち、と思い描いているだけでは絶対やりません。とにかく中途半端でもいいから、まず着手することの大切さが身に沁みました。

今も、8月中に腰を据えてやろうと思っていたことをいくつか積み残しています…。

まだ31日まであります。頑張ります。夏休みの宿題の頃から変わっておりません。

 

 

【昨日の一日一新】

1.新しいコンタクトをおろす

快適です!お店には綾野剛さんがいまCMをされている生レンズのポスターも貼ってあり、買ってから言うのも何ですが、少し心が動きました。

2.新聞のエッセイにFacebookの友人が載っているのを発見

夕焼けエッセー 母の付き添い

この夕焼けエッセーというのが好きで、よく読んでいます。深い親子愛に感動していたら、名前を見てさらに驚きました。投稿主は、お会いしたことは無いのですが同じFacebookグループで知り合った柳岡克子さんという方です。柳岡さんでないと書けない内容で、ユーモアも交えてあって引き込まれます。読めて良かったです。

 

 

 

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綾野 真紀

2016年9月に開業した名古屋在住の女性税理士&唎酒師です。今のところお仕事以外のことをメインに書いています。